うさぎの話

うさぎの歯は命!牧草の量ってこんな感じ

うさぎの健康は“歯”で決まる!?

今回は我が家のうさぎ「のっくん」の食生活から、牧草の量についてリアルにお伝えします!


■ うさぎの歯は一生伸び続ける!

うさぎの歯は人間と違って一生伸び続けるのをご存じですか?

自然界では草や木の皮などをたっぷり食べて自然に削れますが、室内で暮らすうさぎさんにとっては、毎日の牧草が「歯のお手入れ」そのものなんです。

牧草を食べることで歯が自然にすり減り、不正咬合(ふせいこうごう)と呼ばれる噛み合わせの異常を防げます。これを怠ると、口の中にトゲのように伸びた歯が刺さり、ごはんが食べられなくなることも…。そうならないためにも、牧草は絶対に欠かせません。

のっくんの牧草コーナー

我が家ではのっくんが牧草をたっぷり食べられるように、ケージの中と外の2カ所に牧草コーナーを設置しています。遊んでいる最中にもつまめるようにしてあげるのがポイントです♪

■ うちの子は月に2kg食べてます!

参考までに、のっくん(体重1.2kg)は、

  • チモシーを6日で約450g
  • =1日約75g
  • =1か月(30日)で約2.2kg!

けっこうな量ですよね!でも、歯の健康や胃腸の動きのために、牧草はたっぷり与えてOK。むしろ食べ放題が基本です🐰✨

■ 牧草のもうひとつの大切な役割

実は牧草には、お腹の中を動かす“繊維”が豊富に含まれています。うさぎの胃腸は常に動いていないとガスがたまりやすく、命に関わることもある繊細な構造なんです。

繊維たっぷりの牧草をしっかり摂ることで、うんちの量や質も安定し、体調管理がしやすくなります。歯とお腹、どちらも守ってくれるスーパー食材が牧草というわけですね!

■ でも、食べる量には個体差があるよ

のっくんはよく食べる子ですが、うさぎさんによって体格・年齢・性格はさまざま。みんなが2kg食べるわけではありません。

「うちの子、あまり食べてくれない…」と焦らず、水分をしっかり摂れているか牧草の質や香りが好みに合っているかなどを見直してみてくださいね。

■ のっくんのお気に入りは…?

我が家では今のところ、2番刈りの柔らかめチモシーが人気です。ほどよい太さと香りで、食いつきバツグン!

パリパリ音を立てて夢中で食べる姿には、見ているこちらも癒されっぱなしです…♡

■ 食べなかった過去もあったよ

実はのっくんも、最初からたくさん牧草を食べていたわけではありません。好きなところだけつまんで、残りはポイっ…。「この子、全然食べてないけど大丈夫?」と悩んだ日もありました。

でも、毎日新鮮な牧草を入れてあげる場所を変えてみるなど、ちょっとした工夫で少しずつ食べるように。今では朝起きると「早くちょうだい!」と催促されるくらいになりました(笑)


■ まとめ

  • うさぎの歯は一生伸びる → 毎日の牧草が超重要!
  • 胃腸を動かすためにも、繊維たっぷりの牧草が不可欠
  • のっくんは月に約2.2kgのチモシーを食べてます
  • 個体差があるので、焦らず様子を見ながら調整してね

うちの子はどれくらい食べてるかな?
1週間分だけでもいいので、ぜひ一度量ってみてください